こんにちは。
めぐうさのマタニティ記録、今回は転院編です。
アメリカで転院ってあんまりしないんじゃないかな〜と思うので、私の経験がどなたかのお役に立ちますように!
前回までの記事はこちらから。
目次
アメリカでは、「患者自身が医者を選ぶ権利がある」という考えが日本以上に強いためか、引っ越しなど、必要にかられた時ではなく「あの先生と合わないから」といったような個人的な理由でも、転院される方が多くいらっしゃいます。また、保険会社のポリシーが変わったり、担当医の保険カバーが変わったりして、転院を余儀なくされるパターンも多くあります。
なので、転院は割と珍しいことではなく、病院側も「あ、そうなのね」くらいの雰囲気ですぐに対応してくれます。
「転院はよくあること」だとしても、なぜ日本人の私が、わざわざめんどくさい手続きをしてまで転院しようかと思ったかというと、「この病院で産みたい」というのがあったからです。
私が通っている病院は、オンラインで予約が取れるとっても便利な病院なのですが、妊婦健診の初診は、本当に混んでいて…妊娠検査薬で陽性が出てすぐに予約を取ろうとしても、ほとんどのOBGYN(産婦人科)は2ヶ月先くらいまで空きがなく、一番最短で取れるところが前回通っていたOBGYNでした。
その時は最短で診てもらえるところが優先だったのと、前回の先生と同じなら、と思ってそこを予約して通っていましたが、そのOBGYNの患者が産むことになる病院は、我が家からなかなかの距離のある病院だったんです。
そして、その病院までの道が、まぁ混む…破水や陣痛が起きてから、その病院に行くのは辛いなぁ、と思い、転院することにしました。(うちの近くの病院は系列の中では一番新しくて綺麗で、どうせならそこがいいなと思っていたのもあります)
病院によってルールがあると思うので、転院したいと思ったらまずは病院の予約センターに問い合わせをすることをお勧めします。
私の通っていたOBGYNでは、「22週までは転院するのは問題ない」というルールだったので、それよりも前に転院手続きをしていた私は問題なく転院することができました。
手順はこんな感じ。
私の場合は、同じ系列の病院の中での転院だったので、自分のメディカルレコードなどを持っていく必要がありませんでしたが、系列が変わる場合、前の病院にメディカルレコードを出してもらい、それを次の病院に持っていく必要がある場合があります。転院先の病院にそのあたりもしっかり確認しましょう!
転院後はそのまま新しいところで健診を受けます。特に難しいことはありません。
が、妊婦健診の1回目でもらう、「このOBGYNにはこの先生がいて、このようなシステムでやってますよ」みたいな冊子だったり、今後のマタニティ生活で役立つであろう情報はもらうことができませんでした。(アメリカは保険で搾乳機がもらえるのですが、その案内など)
なので、自分からガンガン質問をして、情報を取りに行きました。
質問をしたらきちんと返してくれるので、わからないことがあればどんどん聞けばいいと思いますが、折り返し電話と同じく、「次までに確認しておくわ〜」というような場合は、そのこと自体を忘れられている場合も多く、また、引き継ぎもされていない、なんてことも多々あるので、質問してすぐ返事が返ってこない時は次にもう一度自分から聞くことを忘れないようにすることをオススメします。
日本じゃありえないことも、フツーにありえる国なので…最初はびっくりするし、ちゃんとしてよ!と思ったりもするけど、そんなもんだと割り切って、ガンガン自分からいくほうが、ストレスなく暮らせるのかな〜と思います。笑
いかがでしたでしょうか?
「思ったよりも簡単だな」と思った方が多いんじゃないかな?
慣れない海外暮らし、ましてや難しい病院関係、よくわかってないまま通っているけど何だか合わない気がする…
なんて思ってる方がいたら、是非転院も視野に入れて考えてみたらいかがでしょうか?
でも、一度転院すると、元の病院には戻れないと言われたので、そのへんは注意が必要です!
ただでさえ億劫な病院問題、少しでも心を軽くして通える場所に皆さまが出逢えますように!
(私は道が混んでいていっつも時間がかかっていた通院のストレスが、少し減ったので転院して大正解でした。OBGYNは特に臨月になると毎週通わなければならないので、場所はかなり大事なポイントだと思います)