こんにちは。
アメリカ南部、ど田舎に暮らすめぐうさです。
アメリカにきて困ることの一つに、「薄切り肉をどこで手に入れるか」ということだと思います。
今年4月まで住んでいたところでは、家から30分圏内の比較的大きめなインターナショナルスーパーで「しゃぶしゃぶ用で」とお願いしたら豚でも牛でも、薄切りにしてくれていたので、そこで調達していました。Hmart(韓国系の大手スーパー)がある場所までも車で3時間程度だったので、そこに行く時にラムの薄切りなども手に入れることができました。
しかし、今年4月に引っ越したエリアでは、アジア人は全人口の1%未満という完全アウェイな場所であるため、インターナショナルスーパーも小さなスーパーで、薄切り肉を手に入れることはできません。(一応置いてありますが、冷凍焼けしてしまったようなものがこじんまりと置いてあるだけです)
でも我が家にとって、豚の薄切り肉が手に入らないのは死活問題…Hmartに行こうと思っても、ここからだと7時間ドライブになります…
そこで手に入れたのが「ミートスライサー」!!
これ、めちゃめちゃ便利なので、ご紹介します!
目次
ミートスライサーは、名前の通り、お肉を切る機械です。(そのまんま)
ダイアルで自分の好きな厚さに調節して切ることができるので、アメリカで売っている厚切りのお肉を自分好みの薄切り肉にすることができます。
また、お肉だけでなく、チーズやパンなども切ることができるので、一台持っていると便利です。
恐らくこれは言葉で説明するよりも、動画の方がわかりやすいと思います。
英語ですが、大体の流れはわかると思います。
簡単にまとめると、
電源ボタンを押して、スライス!お肉をスライスする時は、半冷凍のものが切りやすいです。手を怪我しないように気をつけてください!
どうしても刃と本体の間などに、食品のカスなどが残ってしまうので、使い終わったら毎回全て分解して洗ってあげることをオススメします。
刃と本体の間には、滑りをよくするために最初からクリームのようなものがついていますが、このクリームが減ってしまったら、追加でヴァセリンクリームのようなものをつけておけば大丈夫です。
フードスライサーを全部分解して説明してくれている動画があったのでこちらもご紹介しておきます。

切るときに土台が動かないようにするためだと思いますが、こちらのスライサー(どのスライサーにも言えることですが)とっても重たいです!なので動かすのに一苦労…。。手を挟んだりしないように気をつけて使ってください!
ちなみに私は、Costcoで$3.99/LBのPork Shoulderを買ってきて、それを半冷凍させていつも薄切り肉を作っています。Hmartなどで購入する時はいつも$6.99/LBぐらいの値段で購入していたので、それを考えると、このスライサーもすぐに元が取れるくらい、とてもお得だと思います。
今はだいたい1〜2ヶ月に一回、スライサーで薄切り肉を作っています。
様々なレビューを見たり値段を見たりして、私が選んだのはChef’s Choiseの615Aというモデルです。
Amazonでちょうどセールをしていて、$100程度で購入することができました。

他のモデルを使ったことがないので比較ができませんが、簡単な作りなので掃除が簡単なところが気に入っています。
日本人にとって大事な薄切り肉。
大きな都市に住んでいたり、近所のWhole Foodsでカスタムカットしてくれるような場合は必要ないかもしれませんが、経済的に考えても、ミートスライサーはとってもお得に薄切り肉を作ることができるので、とってもオススメです!
ただ、どうしても場所をとってしまうので、駐在でアメリカにいるような場合は帰国の際にどうするかなどを考え、購入を検討した方がいいと思います。(我が家はどうするかまだ決めていませんが、スライサーを持っていたご家族は今まで私が知っている限りでは、半々ぐらいの割合で日本に持って帰っていました)
「薄切り肉を作るために切れ味のいい包丁を買う」という話も聞きますが、個人的には、スライサーほどの薄さはできないし、普段あまり薄切り肉を使わないご家庭であれば問題ないと思いますが、我が家のように毎日のように薄切り肉を使った料理をする場合は、購入するかどうかの検討の余地があると思います。
サンクスギビングのセールなどでも安くなるので、これからの時期に是非検討してみてはいかがでしょうか。