ブログお引越ししました!(2019.7.8)

バドワイザーが生まれた町、セントルイスの観光スポット

こんにちは。

先日、1泊2日で、セントルイスに遊びにいってきました!

セントルイス と言えば、「治安が悪い街」のイメージが強いですが、それ以外にも楽しいスポットがたくさんあったので、ご紹介します。

セントルイスって?

セントルイスは、ミズーリ州東部にある、中西部有数の工業都市として発展した街です。人口は全米20位で、全米の大都市圏の中でも物価が比較的安いため、生活しやすい都市としても知られています。

 しかしながら、ミシシッピ川を挟んで隣接するイリノイ州イーストセントルイスとともに、全米有数の犯罪都市としても知られています。

市の北部と東部にあるイーストセントルイスと呼ばれるエリアはスラム街が形成されていて、絶対に近づいてはいけない場所ですが、それ以外のエリアは「すごく危ない」と感じるようなことはありませんでした。

※高速で降りる場所を間違えてしまい、予期せずイーストセントルイスに迷い込んでしまいましたが、本当にそこだけ雰囲気が違いました。お店は鉄格子がかかり、 窓ガラスが割れている家もたくさんあり、「ここはヤバイ」と直感的に思いました。

本当に危ない場所では、赤信号で止まることも危ないとされています。私たちは信号に捕まることなくイーストセントルイスを抜けることができましたが、車内に緊張が走りました。

おすすめホテル

私たちは、治安の面も考え、セントルイス1番の観光スポットであるゲートウェイアーチ国立公園のすぐそばのHyatt Regency St Loius at the arch に宿泊しました。 

お値段は直前割引で1部屋120ドル程度。

駐車場代が別途かかりましたが、 Hyattなのでサービスはさすが、の一言でした。

部屋に置いていないアメニティも、電話で頼むとすぐに持ってきてくれて、とても助かりました。(なんとスリッパまで用意がありました)

 部屋はこんな感じ。

 すごく広い、というわけではなかったですが、この値段でこの立地、そして何より安全であることが最大のメリットだったと思います。

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おすすめ観光スポット

ゲートウェイアーチ国立公園

セントルイスのシンボルとして最も有名なアーチがある公園です。

ゲートウェイアーチの高さは約192メートル。アーチの最上部には展望室があり、そこあらセントルイスの全景を楽しむことができます。

 私たちは時間がなく展望室には登りませんでしたが、事前にThe Gateway Archのホームページから時間指定のチケットを購入することができます。

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また、アーチ内ではチケット売り場やギフトショップ、映画館や博物館もあります。

注意点としては、アーチの展望室に行くために乗るトラムが、外も見えず、とても狭い空間とのことなので、閉所恐怖症の方には辛いかもしれないです。(私は閉所恐怖症なので、このトラムが理由で登るのを諦めました)

アンハイザー・ブッシュ工場

アメリカで一番売れているビール、Budweiserを作る、全米最大のビール会社の工場です。

私たちの旅の目的はズバリここでした!

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ビールの試飲もついた工場見学に、無料で参加することができます。

しかし、土日の場合はとても混雑していて、私たちが初日に向かったときはすでに全時間帯で完売していました。

そのため私たちは、バドワイザーのwebサイトで予約券を購入し、2日目にやっと参加することができました。予約券はひとり5ドルかかりますが、土日や長期休みの繁忙期などは利用することをおすすめします。

 予約をした場合でも、予約をしなかった場合でも、受付カウンターで手続きをします。予約をした場合は予約完了画面を見せるだけですが、新規で予約をする場合にはここでIDチェックがあるので必ずIDを持っていく必要があります。

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予約済みの場合はここでチェックインをして、予約確認をしてもらいます。予約確認が取れるとチケットのようなものを渡され、時間になると集合するように言われます。

ギフトショップやフードコートのようなものもあるので、時間を潰してから出発です。

MEMO
可能なら、できるだけ事前にwebで予約をしていくことをおすすめします!当日予約の場合は、思ったよりも先の時間帯になることも多く、ロビーに椅子もそこまで多くないので、待つ場所を探すのが大変そうでした。

ツアーは約45分で、ガイドさんがついてくれて、会社の歴史や製造工程の案内をしてくれます。

大きな敷地内を、バスに乗って移動することもあります。

バドワイザーを馬車で運んでいた頃の荷台や、なんと馬舎もありました。

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稼働中の製造ラインや、タンクの見学もできます。

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途中で2度ほどビールの試飲があります。

そして最後にお土産として、全米で最も売れているビールであるBUD LIGHTをひとり1本もらうことができます。

ツアーが終わった後も、無料でさらにビールが1杯試飲できます。

この大きさ、試飲のレベルじゃないだろ!と突っ込みたくなる大きさです。

お酒があまり強くない私は、試飲しながら工場見学をしているだけで、いい気分になってしまいました。

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私たちは車で来ていたため、ツアー終了後にご飯を食べたり、ギフトショップに行ったりして、時間を過ごしてからホテルに戻りました。 

ツアーの所要時間は45分ですが、その間にたくさんお酒を飲むので、車で行く方はハンドルキーパーを決めるか、その後十分な時間を取れるよう、考慮しておくことが必要かと思います。

ビール大好きな私たちにとっては、とっても楽しい工場見学でした!

セントルイス大聖堂

外観が美しいことはもちろん、この大聖堂はモザイク壁画が世界的に有名です。

私たちが訪れたときはちょうどミサが始まる時間だったので中の写真は撮影できませんでしたが、とても荘厳で美しい聖堂でした。

地下にはモザイク博物館もあり、ギフトショップもあります。

ただし、教会なので、日曜日の朝はミサをやっているので、見学の際は注意が必要です。

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シティミュージアム

ジブリの世界のような博物館。

博物館といってもアスレチック場のような場所です。

チケット売り場でチケットを買うこともできますが、こちらもCity Museumのwebサイトで事前に購入することができます。

館内のみ3歳以上1日16ドル、屋外の施設も含め全ての施設が利用できるチケットが3歳以上21ドルです。

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迷路のような洞窟、滑り台、水槽、モニュメントなどがあり、体を動かして遊ぶことができました。

大人でも十分楽しめましたが、ご家族連れの方には特におすすめです。(小学生以上くらいの方が楽しめるかもしれません)

その他のおすすめ観光スポット

私たちは正味24時間ほどしか滞在することができなかったので全ての観光スポットを回ることができませんでしたが、まだまだおすすめの観光スポットがたくさんあります。

ミズーリ植物園

1859年にオープンした、全米でも有数の古い植物園で、国の史跡にも指定されています。

この植物園には、北米で最大規模を誇る日本庭園があります。

フォレストパーク

セントルイス動物園、セントルイス美術館、ミズーリ歴史博物館などがある、1300エーカー(約5.3km)の広さの公園です。

動物園を含め、ほとんどの施設が入場無料なので、ここで1日過ごすことができます。ただ、とても広いので、ビジターセンターで地図をもらってから散策する方がいいかもしれません。

ブッシュ・スタジアム

セントルイス・カージナルスの本拠地です。時期や時間が合えば、本場のMLB観戦も楽しいと思います。

おすすめスイーツ

セントルイスで大人気のアイスクリームのお店です。 

冬での行列の絶えないお店で、いつも駐車場はいっぱいです。

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大きさ、味、トッピングなどが多く、オリジナルのアイスクリームが食べられます。

アイスクリームというよりは、ソフトクリームのような食感、味でした。

甘すぎず、とても美味しかったです。

アメリカで食べたアイスクリームの中で、一番好きな味でした。

写真のサイズは一番小さいサイズ。

バナナを乗せたりチョコをかけたり、サンデーのようなものにするともっと大きいサイズになります。

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お店は2箇所ありますが、冬季は1店のみの営業のようなので、お気をつけください!

こちらのお店は通年営業しているそうです。

まとめ

日本から「セントルイスに遊びにいくためにアメリカに行くぞ!」と思う方はあまり多くないと思いますが、何かのついでに寄ったり、「今まで行ったことのない場所に行ってみたい」と思った時には、おすすめの観光地だと思います。

ただし、やはり治安が悪い場所もあり、夜は出歩かない、人通りの多い場所を歩くなど、ある程度気をつけて行動することは大事です。

私は遊びに行く前は「全米ワースト10に入る怖いエリア」というイメージだけを持っていましたが、実際に訪れてみると、そうでない場所も多く、楽しく過ごすことができました。

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