ブログお引越ししました!(2019.7.8)

COVIDワクチンを接種してきた話。

こんにちは。

世界中でCOVID19が蔓延して、1年ですね。世界はすっかり変わってしまったように感じます。

そんな中、COVID19のワクチンができて、次々に接種が始まっていますね。

私も先日ついに1回目のCOVIDワクチンを接種してきたので、今日はそのときのことについてつらつらと語っていきたいと思います。

(完全にシロウトの日記的な感じなので、ゆるーく「こんな感じか〜」と、これから接種をする方のイメージを掴むために読んでいただけたらと思います)

私の州の状況

アメリカでは、州ごとの対応がとても違います。なので、LAとNYでも接種のスピードが違いますし、対応も変わってきます。

私が住む州は、知事がワクチン確保を頑張ってくれたのか、全米でもトップの貧困率や肥満が多い州だから他の州が譲ってくれたのか…理由はわかりませんが、全米の中でもとても早いスピードで接種がスタートしています。

3月18日現在、16歳以上の全ての州民は、ワクチン接種を受けられることになりました。

私が受けたのは、3月4日。

私が受けた時の対象者は、以下のような感じです。

私の州では、まず医療従事者、そして65歳以上、という順番だったのですが、この時には、学校の先生、16歳以上64歳以下の持病持ちやコロナに罹患した際に重症化しやすいと言われている人、そして消防隊員や警察官なども含まれていました。

個人的には、喫煙者や肥満も含まれているところに、私の住む州らしさ、というか、州内のコロナ罹患者の分析がきちんとできているんだなぁ、と思いました。

ワクチン予約までの流れ

私はというと、元々持病があるので、それで主治医に確認したところ、「その枠で受けていいよ〜」と言われたので、予約をすることにしました。

各州でワクチン接種のためのサイトがあるので、そのサイトにアクセスして、自分が対象なのか確認します。

ワクチン接種に関するニュースレターに登録すると、「今週はワクチン入荷が多いから予約がたくさん取れます」や「天候が悪いためスケジュールがキャンセルされます」などの情報が送られてくるのでとても便利です。

私の州は、最初は高校の体育館などでの「Free Drive-thru vaccination」だけが行われていて、やはり人口が多い地域(私の住む地域ももちろんそこに含まれていました)では、自分が対象者でも接種のための予約が取れないことがしばらく続きました。

しかし、2月末ごろから、Walmart(西友の親会社、なんでも売ってるスーパーマーケット)やCVS、Walgreensなどの薬局、そしてKrogerの薬局(食品スーパー)でも接種が開始になりました。

そのため予約枠が増え、無事に予約を取ることができました。

予約はネット上で予約する方法と、コールセンターに電話をして予約を取る方法があります。私はインターネット予約を利用しました。(コールセンターに電話するのはとってもハードルが高いので、私は普段からできるだけネット予約を使っています。スクショもできるので記録として自分の手元に残るので、何かトラブルがあった時に便利なので…)

予約する際に、「自分は現在の対象者枠に合っているか」という確認のための質問が何個かあり、それに答えていき、対象者として認められれば、予約サイトに入れるシステムになっていました。

ワクチンの種類は選ぶことができませんでしたが、1回目の予約をした際に、一緒に2回目も予約することができたのはとてもありがたかったです。

予約完了の画面にならず、何度も予約してしまったようで、後ほど薬局から電話がかかってきましたが…それでもなんとか予約が完了したので、あとは当日を待つのみ!というところまできました。

自分が対象の枠に入ってから毎日サイトをみていても全く予約枠が空かずに予約ができなかったので、なんとか予約ができて一安心です。

当日の流れ

当日はドキドキして時間よりだいぶ前に到着してしまいました。笑

時間までは、「接種後副反応がでて買い物にいけないかも」ということを考えてスーパーで買い物をしたり、駐車場で時間を潰したりしていました。

予約時間の5分前くらいに薬局にいき、COVIDワクチン接種で来たことを伝え、受付を済ませます。

私は「持病持ち」の枠での予約で、いつも使っている薬局ではなかったので、病気の証明が必要かと思い、一応普段飲んでいる薬を持参しましたが、「どの枠で予約したか」などという確認は一切なく、確認されたのは

  • この州の住人か
  • ID(運転免許証)チェック
  • ワクチン接種をしてアナフィラキシーを起こしたことがあるか
  • 保険に入っているか

だけでした。

私は自分が入っている保険がワクチン接種については2割自己負担ということを確認していました。そのため事前に州のHPで「ワクチンは無料。医療機関は、患者が無保険だからといってワクチン接種を拒むのは許されない」という文言を確認していたので、受付の際に「私の保険ではワクチンがカバーされていない」と伝えると、無保険患者の扱いにしてくれて、無料でワクチン接種を受けることができました。なので、ご自身が加入する保険の種類を確認して、全額カバーでない場合はその旨を伝えたほうがいいと思います。

その後、近くにあるイスに座って待っていて、と言われ、ワクチンについての説明が書かれたプリントを受け取りました。

しばらくすると、薬剤師さんに呼ばれ、個室に案内されました。

そこでも熱はないか、体調に変化がないかなどの確認と、本人確認をされ、問題がなければワクチンを打ってもらいます。

どちらの腕に打ちたいか?と聞かれたので、私は利き腕と逆の左手に接種してもらいました。

ものの5秒くらいで接種は終わり、1度目のワクチンを打った証明をもらい、「2度目に打つときはこれ持ってきてね〜、外のイスで念の為15分くらいは待機してから帰ってね〜」と言われ、終了。

思っていたより全く痛くなく(むしろ毎年のインフルエンザの方が痛かった)心配していたアナフィラキシーも出ずに無事帰宅しました。

15分待機と言われましたが、私は一人で運転して行ったので、念の為30分ほど店内にいてから帰宅しました。

副反応

副反応については、時系列で大体の流れをメモしていたので、それをご紹介します。

3/3 11:15
ファイザーワクチン接種
痛みはほぼなし。15分の経過観察後、30分後に自分で運転をして自宅に帰宅。接種15分後あたりから少し指先に痺れを感じ、浮腫んでいるような感覚になる。この反応はワクチン接種をすると毎回なるので、特に気にせず過ごす。
13:30
接種2時間後
ワクチン接種した箇所が少し熱を持ったようになる。食欲あり。特に日常生活に支障なし。
19:00
接種8時間経過
少し熱っぽく感じて体温を測ると37.2℃。体調は変わらないが左腕がさらに痛くなってくる。
22:30
接種11時間経過
右の太ももに発疹のようなものができた。体温37.2℃。早めに就寝。
3/4 7:00
接種20時間経過
体温36.9℃。睡眠アプリでの睡眠指数は70であまりよくない。深く眠れなかった感覚。左腕が痛くて動かしづらい。夜寝返りを打った時に痛くて何度か起きてしまった。
11:30
接種後24時間経過
腕が痛いのでタイレノールを飲む。体温36.9℃。少し鼻水が出てだるい。風邪の初期症状のような感じ。
23:00
接種後36時間経過
1日を通して食欲あり。タイレノールが効いている時は腕も痛くないが、切れると痛い。腕の痛みと少しのだるさ以外は特に問題なく過ごす。
3/5 11:00
接種後48時間経過
体温36.5℃。左腕は体重をかけると痛いけど特に問題なし。通常の生活に問題なし。

私は食物アレルギーや花粉症など、アレルギー体質なので心配していましたが、1回目の接種では「少しだるいかな」程度の副反応で済みました。接種後12−24時間経過したくらいの時が一番体がだるかったですが、動けないほどではなく、風邪の初期症状レベルだったのでほっとしました。

接種後の行政のケア

先ほど薬局でもらった冊子の中に、「v-safeというサイトに登録するように」との記載があったので、登録をしてみました。

このサイトは、登録することで自分のワクチン接種後の状態を知らせるためのもので、毎日一定時間に接種後の体調を登録するようにテキストが送られてきます。

反応がない場合は電話がかかってきて、体調確認をされるようです。

次のワクチン接種のアラートなども出るようで、「何かあったら頼れるところがある」と思うと少し安心します。

できるだけ早く接種したい人へ裏技

日々ワクチン接種の枠は広がっていると思いますが、州によってはまだまだ自分の順番が回ってこない…とヤキモキしている方も多いと思います。

そこで、裏技的なものなのですが、ワクチン接種を行っている医療機関の閉店1時間前くらいに直接電話をして、「余っているワクチンがないか」という問い合わせをすると、当日キャンセルなどで余っている場合は対象者かどうか関係なく、ワクチンを打ってもらうことができるようです!

1回目を接種すると、2回目はサイトから予約を入れることができるし、2回目の接種期間は限られているので優先的に予約を取ることができます。

私の友人も、この方法でもう2回接種を終えています。

また、大きな会場(最初にあげたDrive-thru vaccination)のようなところでは、当日朝から並んで打ってもらう「当日枠」のようなものがあるようです。

この2つの方法はどちらもアメリカ人からの口コミなので公にはなっていない情報ですが、どちらの方法でも何人も接種を終えているので、実際に多くの場所で行われていることだと思います。

まとめ

1回目の接種では特に大きな副反応はなかったですが、「2回目が辛かった」という声をほとんどの友人知人から聞くので、私も2度目の接種のあとは2、3日寝込んでもいいように準備してから臨もうと思っています。

また2度目の接種を終えたらその副反応について、ブログにまとめたいと思います。

COVIDワクチンについてはまだまだわからないことも多いため、心配する声も多く上がっていますが、私は「長期的な副反応が起こるかもしれないし、アナフィラキシーを起こしてしまうかもしれない」という心配より、「打てるのに打たなかったことでコロナで命を落とした」という後悔をしたくなくて、今回打つことを決めました。

私は持病があるし、職業柄、毎年会社でインフルエンザワクチンを打っていたのでワクチン接種に特に抵抗がなく、「ワクチンができたら受けよう」という気持ちを持っていましたが、それでもCOVIDワクチンは少し怖かった気持ちもありました。

健康な主人はあまり受けたいとは思っていないようですし(毎年のインフルエンザのワクチンもあまり受けていなかったです)そのような方の気持ちもわかります。

ただ、まだ1回しか受けていませんが、私は1回でも受けたことで、「コロナにかかったらどうしよう」「急に倒れたらどうしよう」「アメリカでコロナにかかったら金銭的な面でも大丈夫なんだろうか」というように考えて暮らすことに少なからずストレスを抱えていたので、その気持ちが少し落ち着いたように思います。

もちろんまだ2回目の接種がありますし、今でも買い物は最低限だし、マスクは絶対してます。

それでも、このコロナによって失われた一年に、少し先が見えた気がしてうれしかったです。

このブログを読んだ方が、難しい決断をするための気持ちの整理に、少しでも役に立てば嬉しいです。

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