こんにちは。
今日でアメリカにきて丸2年になりました。
そこで今日は、アメリカに持ってきてよかった!と思うものと、これはいらなかったかな?と思うもの、アメリカで買ってとても重宝しているものなどをまとめてみたいと思います。
これから移住や駐在をする方たちの「持ち物リスト」のヒントになれば嬉しいです。
我が家は夫婦ふたり家族です。夫は「その場であるものでなんとかすればいい」というタイプで、私は「できるだけ最大限の努力をして快適な生活がしたい」というタイプです。
私が暮らすエリアでは、ある程度のアジア食品などは手に入りますが、日系スーパーなどはなく、大都市に行かないと純日本のものは手に入りません。そのような暮らしをしている私が思うリストなので、日系スーパーが近くにある方とは少し必要なものが違うかもしれないので、ご了承ください。
目次
駐在前、在米の方のブログなどを読み込み、我が家は家具等はほとんどなかったのにも関わらず、会社規定ギリギリの量の船便を出しました。
その時は本当に色々なものを持ってきたのですが、実際に生活してみると、多くのものはアメリカ製品でも代用が効くし、海外で買い物をするという行為も楽しかったので、「こんなにいらなかったな。。。」と思うこともたくさんありました。
その中でも特に必要だと思ったものが、こちらです。
- 100円均一のプラスチックカゴ
- 常備薬(特に漢方系)
- 歯ブラシ(掃除用)
- 衣類の防虫剤(ムシューダのようなもの)
- メラミンスポンジ
- 食器洗うスポンジ
- 100円均一の小皿
- 生理用品
- 基礎化粧品
- 日焼け止め
- 包丁置き場
- 室内用物干し&洗濯バサミ&洗濯物干し
- スリッパ
- サランラップ
- 卵焼き用のフライパン
- お弁当箱
- 箸、箸置き
- 趣味になるもの
- ユニクロのエアリズムインナー&ブラトップ
- ユニクロのウルトラライトダウン
- ショートコート
- 不織布マスク
- ご飯のお供系の少し高級な佃煮など
- 納豆菌
アメリカは物価が高く、「このレベルでこの値段!?」とびっくりしてしまうことも多いです。
その中でも、こちらはなぜかプラスチック商品がとても高いです!
100均で買えるカゴが、こちらだと10ドルくらいします。
家の中の家具も大雑把な作りなので、プラスチックかごはたくさん持って行った方がいいと思います。
アメリカはセルフメディテーションが盛んなので、大体の薬は薬局で手に入ります。
サプリもたくさん売っていて、セールもよくやっています。
風邪をひいて病院に行っても、「この薬を買って」と市販薬を勧められるくらいです。
ですが、漢方系のものはどうしても手に入れにくいので、漢方系の薬を飲まれている方は多めに持ってくることをおすすめします。
こちらの防虫剤はmoth ballというのですが、とんでもなくにおいがキツイ!
なので私は日本から防虫剤を持って帰ってきています。
防虫剤は船便で送ることはできませんが、手持ちで持ってくるのは問題ないので、手持ちで持ってきました。
アメリカのクローゼットは大きいので、もし日本から持ってくる場合は多めに持ってくることをおすすめします。
台所スポンジですが、こちらはほぼ食器洗濯機を使うのであまり出番はありませんが、小さいものを洗うときに便利です。こちらのスポンジはなぜかヌメヌメしていて?私は触感が好きでないので、日本でダスキンのものをまとめ買いして持ってきました。
また、オーブンでいっぺんに調理し、取り分けるスタイルのアメリカでは、ちょっとした小皿があまりありません。こちらも100均で調達しておくと、便利です。
生理用品は好き好きだと思いますが、アメリカの紙製品は日本に比べて性能があまり良くないので、気になる人は持っていった方がいいと思います。(友人によると、おむつも日本のものの方がいい!とのことでした)
アメリカではタンポンが主流で、ナプキンはあまり使わない、とアメリカ人の友達が言っていたので、日本よりもナプキンの需要がないのかもしれませんが、基本的に長くて羽根つきのものが多く、羽根なしを愛用していた私はこちらで気に入ったナプキンに出会うまでだいぶ時間がかかりました。
羽根つきのものでも問題ない方は、オーガニックのものだったり種類もたくさんあるので選びやすいと思います。(でもやっぱり日本に比べると高いです)
化粧品も同じ。特に化粧水は、こちらは拭き取り化粧水が多いので、日本のような化粧水が欲しければ持ってくることをお勧めします。
私は渡米前から韓国コスメを愛用していたのですが、アメリカでは手に入れられる韓国コスメが限られています。(いくつかのブランドはアメリカでも展開があります)
私は敏感肌なので、お気に入りのものを、とりあえず2年分くらい、船便で送りました。
また、日焼け止めに関しては、アメリカで色々なものを試した結果、日本製のものが一番さらっとした使い心地でよかったので、こちらも持ってくることをおすすめします。
そして一番考えていなかったのが、包丁置き場です。
アメリカでは、包丁が10本ぐらいセットになっているものを購入している人が多く、2、3本用の包丁置き場がなかなか見つかりません。
アメリカの広いキッチンにはいいのですが…日本に帰ってからのことを考えると、私には手が出ませんでした。
私は一時帰国の際に、事前に楽天市場で購入しておいたものを持って帰り、家に設置しました。
これ、めちゃめちゃおすすめです!
また、乾燥機を使うアメリカでは、室内物干しを見つけるのが難しいです。
私も基本的には乾燥機を使いますが、帽子や型崩れが気になるものは室内に干しています。一つあると便利だと思います。
サランラップは薄くて使いづらいので、日本のものを使っています。でもこれは我慢できないほどではありません。
卵焼きのフライパンとお弁当箱は、使う人と使わない人がいると思いますが、とりあえずこちらでは日本のようなかわいいお弁当箱はありません。基本タッパーです。
アメリカに来て専業主婦になった私は、時間を持て余してしまうかな?と思って「日本でやってみたかったけどやれなかったことをしよう!」と思い、セルフネイルのキットを購入して持ってきました。
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アメリカでは日本よりもネイルサロンの存在がとても身近で、値段も安いです。ですが日本のように可愛いアートなどができるサロンは少なく、家でできるのはコロナ禍の現在ではとても助かっています。
洋服に関しては、アメリカと日本で着ているものがガラッと変わったため、持ってきてよかったと思うものはユニクロです。
ユニクロはアメリカでも購入することができますが、日本に比べると値段も高いし、近くに店舗がないので、一時帰国の時に免税で買いだめしています。
また、車をほぼ毎日のように運転するので、ロングコートよりもショートコートの方が便利でよく着るようになりました。
マスクもアメリカでは以前は着けていると「伝染病患者扱い」されていましたが、今では日本の不織布マスクは貴重でとても重宝しています。
最後に食品系としては、醤油やみりんなどの調味料は基本的にどこでも手に入ります。でも、だしパックや佃煮など、なかなか手に入らないものも多いので、そういったものを少し持ってくると、心の満足度が上がる気がします。
納豆菌は、自家製納豆を作る際に使っています。インスタントポットを使うと本当に簡単にできるので、我が家では毎日食卓に並んでいます。
こちらも心の満足度を上げるのに役立っていると思っています。
反対に、「持ってきて失敗したなあ」と思うものも、たくさんありました。
- シャンプー&コンディショナー
- 掃除用具
- 三角コーナー
- ドライヤー
- 日本の調理家電(ホームベーカリーと炊飯器以外)
- 大量の変圧器
- メイクアップ用品
- 日本で着ていたようなおしゃれな洋服やヒールの靴
- ロングコート
- コンタクト
シャンプーについては、水質の違いからなのか、日本のものを使っても泡立ちが悪かったりして、結局アメリカで買ったものの方が使いやすいです。
掃除用具や三角コーナーに関しては、わざわざ持ってくる必要性は全くなかったな、と思っています。アメリカのキッチンにはディスポーサーが付いているので三角コーナーな一回も使っていません。
ドライヤー、家電、変圧器に関しては、結局変圧器を繋いで使うのがめんどくさくなり、アメリカの製品を買って使うことが増えたからです。我が家では大きな変圧器を4つ持ってきたのですが、実際に使っているものは炊飯器とホームベーカリーのみです。変圧器は高い上に重いので、赴任前に前任者がいる場合は譲ってもらえないかなど確認することをおすすめします。
「持ってくるもの」でおすすめしていた化粧品ですが、メイクアップ系は持ってくる必要を感じませんでした。私はファンデーションはエスティローダーを愛用しているのですが、エスティローダーをはじめ多くのアメリカの化粧品メーカーは、クリスマスコフレの時期などに大セールをするので、日本で買うよりも安く手に入れることができます。
また、アメリカに来てから、あまりフルメイクをすることがなくなり、メイクアップ用品が余ってしまっているという現状もあります。笑
なのでメイクアップ系はほどほどでいいと思います。
メイクに付随するのですが、アメリカでは日本と生活スタイルが全く変わりました。(都市部の方はそうではない方も多いかと思いますが)
毎日車に乗って自分で運転して出かけるので、ピンヒールの靴などは避けるようになり、アメリカの雑な洗濯機で服が傷むのが気になり、日本で着ていたお気に入りの服たちはクローゼットの中にしまいっぱなしです。(日本でしていた格好のまま出かけると、浮いてしまうという理由もありますが)
なので個人的には、日本から衣類はあまり持ってこなくてもいいんじゃないかな、と思っています。
最後にコンタクトですが、アメリカではコンタクトにも保険が効くので(入っている保険の種類にもよると思うので確認は必要ですが)日本より安くコンタクトを購入することができます。私は心配性なので2年分以上購入してきてしまいましたが、事前に知っていればアメリカで買ったのにな・・・と思っています。
アメリカのものの方が便利なものもたくさんありますが、中でも私が気に入って使っているものがこちらです。
- 電動歯ブラシ&Water Pick
- InstantPot
- 床掃除のための電池付きクイックルワイパー(Swiffer)
- Costcoのサランラップ
アメリカの歯科医療は日本より10年進んでいると言われていて、歯医者さんからも電動歯ブラシとウオーターフロスをおすすめされました。
アメリカの歯ブラシは本当に大きくて使いづらいので、歯ブラシを使う方は日本から持ってくるのをおすすめしますが、私は渡米してから電動歯ブラシに変えて、普段は歯ブラシを使っていません。掃除用として何個か使っていますが、アメリカでは電動歯ブラシの種類が多く、便利なので、電動歯ブラシをおすすめします。
2つめはこちらの記事でもご紹介した、InstantPotです。正直InstantPotがあるから、日本から持ってきた家電たちの活躍が減ってしました。そのくらい便利です。
我が家は引越しをして一軒家に住んでいるのですが、近くで新築工事をしていることもあり、フローリングがすぐにザラザラした感じになってしまうので、swiffer wet jetを愛用しています。
アメリカで愛用している掃除用具についてはまた別の記事でご紹介しますが、こちらは今一番便利だなーと感じているものなので、こちらで一足先にご紹介します。
また、サランラップについても、Costcoで売っているこちらの商品は割と使いやすいので、日本から持ってきたものがなくなってからはこちらを使っています。
以上、長くなってしまいましたが、私なりにまとめた「渡米準備リスト」です。
何度もしつこいくらいになってしまいますが、これは私がアメリカ南部の田舎に住んでいて、毎日車生活、近くに日系スーパーはなく、アジアスーパーも数件しかない場所に住んでいる状況の中で必要・不必要だと思ったものリストになるので、場所によってはこのリストのもの全て現地で手に入れることができると思います。なのでまずはご自身の赴任地のリサーチをして、その中で必要だと思ったものをピックアップしていけばいいと思います。
アメリカの生活は奇想天外なことも多いし、言語や文化の違いでカルチャーショックを受けることも多いですが、それもいい経験として楽しむことができればとても面白い生活だと思います。
この記事が、これからアメリカに赴任する方の「へーそうなんだ」のひとつの記事になれば、嬉しく思います。