ブログお引越ししました!(2019.7.8)

コロナになった話。アメリカのUrgent Careに行く。

こんにちは。

まわりでコロナが流行っていた時も、なんだかんだのらりくらりとかわしてコロナに罹患したことのない我が家でしたが、先日、ついに旦那がコロナをもらってきてしまいました。

今までアメリカ生活で病院にかかるくらいの風邪を引いたことがなかったので縁がなかったのですが、今回は自宅のキットでコロナ陽性が出たので、「万が一何かあって救急病院に運ばれることになったとしたら、事前に私のカルテが少しでもあったほうがいいだろう」と思い、この辺で大きな病院が経営しているUrgent Careに行ってきました。

今回はその時のお話をしたいと思います〜

コロナにかかった経緯

我が家では、私はよく病院にお世話になっていますが、旦那はすこぶる健康で、病院なんて健康診断で行くくらいだ、というような人です。(歯も強くてうらやましい)

しかし、2度目の駐在がスタートして、やっと家も決まり引っ越しを済ませ、でも仕事は激務で毎日遅くに帰宅…なんて生活だったからなのか、今回は旦那がコロナをもらってきてしまいました。

「会社で体調が悪い人がいた、なんか俺も疲れている気がする」

と言われてから、寝室をわけていたのですが、家庭内で感染しないのって、難しいですね。。。

旦那はその翌々日に少し熱が出て、その翌日には検査キット陽性。

でも検査キットで陽性が出る頃には熱も下がっていて、症状は落ち着いていました。

同じく私も検査キットで検査するも、陰性。

「これ私逃げ切れるんじゃない!?」なんて思ってたのに、翌日微熱がでて、1日で下がったものの、念のためその次の日に検査をしたら陽性が出ました。。。

なので、「もしここから重症化したら困るなぁ」と思い、Urgent Careに行くことに。

アメリカのコロナ罹患時の制限

私が罹った頃(2022年11月下旬)は、もうほとんどの制限が解除されていました。

「もしコロナに罹患したら、発症後5日経って症状がないようなら、外に出る時はマスクをしてください」

私が言われたのはこれだけでした。

もちろん旦那の会社の規定の方が厳しかったので、会社の規定に従って行動しましたが、アメリカではもう本当にコロナは風邪と同等に扱われているんだなぁ、と思いました。

アメリカの病院

アメリカの病院形態は、日本と少し違って、私が今回行ったUrgent Careとそれと同等のWalk-in Clinic、そして命に関わるような緊急時に運ばれるER(救急救命室)以外は、全て予約が必要です。

なので、「風邪を引いたから薬が欲しい」という時は、Urgent CareかWalk-in Clinicにかかることになります。

(ERも行けるけど、ERはめちゃくちゃ医療費が高いので、風邪でERに行く人はいないと思います。。。そもそもアメリカ人は風邪くらいでは病院に行かず、市販薬で治してしまう人が圧倒的に多いです)

アメリカの医療制度については、こちらの記事でも紹介しているので、気になる方は覗いてみてください。

アメリカでER (救急救命室)に行く。ドラマの世界だ〜 アメリカで病院にかかるのも怖くない!これだけ押さえておきたい虎の巻

今回私の主な目的は、「ここに引っ越してきてすぐだし、まだ保険も使ったことないし、急にコロナが重症化してERに運ばれたとして、アジア人であり英語が母国語でない私はきちんと自分の体について、保険について説明できるだろうか?多分無理だ。だったら念のため、カルテを作る目的で行っておこう」

ということでした。”アジア人だからと差別されるのはよくないことだ”とは世間は言いますが、実際に同じくらいの症状で運ばれた患者のうち、一人はきちんと自分の症状や保険についてわかっていて意思疎通ができる、もう一人はこちらの言っていることがよくわからない、意思疎通したくても本当にわかってるかわからない、となると、どちらか一方からしか治療にかかれないとなると、どちらを優先させるかは想像に容易いと思います。

私は前回の駐在でかなりアジア人が少ない地域にいたせいもあるかもしれませんが、”差別”というか”区別”されるのは当たり前だ、と思っているので(それがいいとは全く思いませんが、仕方のないところでもあると思っています)自分の命を守るために、自分でできることはやっておかなくちゃ、と考えて暮らしています。

そんなこんなで、車で走っているとよく見る病院の系列のクリニックを探し、行くことにしました。

Urgent Careでの診察

予約について

Urgent Careは基本的に予約不要のところが多いですが、私が行ったところは、予約制でした。

私は事前にオンライン上で予約をしてから行きましたが、直接クリニックにきて「○時にきて」と言われて一旦帰っていく人たちもいました。

ちなみに、アメリカでは(州によってはまだ義務があるのかな?定かではないですが)ほとんどの地域でマスク義務は撤廃されているため、マスクをしている人は少なくなっていますが、病院はマスク必須です。マスクを忘れた人のために、入口に不織布マスクが無料で置いてあります。

クリニック到着後

コロナにかかって病院を受診するのは初めてだったので、「隔離とかされるのかな?」って思っていましたが、そんなことは全くなく、一般の方と同じように受付を済ませ、Co-pay(医療費の一時払い)をして、待合室で待っていました。

診療

いつから熱が出たか、家族でコロナに罹患した人はいるか、持病などはあるか、食欲はあるか、などの問診を受け、その後、インフルエンザとPCR検査を行いました。

私の場合、ホームキットでコロナ陽性が出ているのでコロナだと思うけど〜と言われながらも、念のため、ということで検査しました。インフルエンザはその場で結果がでて陰性でしたが、PCRは2日後連絡します、とのことで、その場では診断はおりませんでした。

ちなみに私の症状は

・旦那がキットでコロナ陽性確定した日は元気、でも腰と足の付け根がとても痛くて寝ていた

・翌日(クリニックにかかる前日夜)に38.6℃の熱、翌日には熱が引く

・喉の痛み、咳、痰、鼻水

でした。自宅の検査キットでは陽性が全然出ず、結局クリニックにかかる日の朝にやっと陽性が出ました。

アメリカではコロナの飲み薬が処方されることがある、という話も聞いていたので、もらえるか?と聞いたところ、「持病などがあり重症化リスクがある人や高齢の方には出しているけど、あなたくらいの年齢で今の時点では大丈夫そうな人にはリスクの方があるからお勧めしない」と言われました。

私は喉がとても痛かったのでそれを伝えたところ、「タイレノールを飲んで」と言われました。

ちなみに「家にあるでしょ」みたいな感じで、処方されることはなかったです。笑

お会計

お会計は特になく、「After Visit Summary」という、今日の診療結果とアドバイスなどが書かれたペーパーをもらい、そのまま帰っていいわよ〜という感じでした。

Urgent Careも他のクリニックと同じく、後から自宅にEOB(診療明細説明書)が送られてきて、医療費は後払いのシステムです。

回復まで

私も旦那も、幸いにも軽症で済んだので、1週間ほどで回復しました。

ただ、咳は最後まで残っていて2週間くらいしつこかったのと、ホームキットがなかなか陰性にならず、それも2週間くらいずっと陽性が出ていました。

お友達たちとクリスマスパーティの約束をしていたのですが、キットでなかなか陰性にならなかったので、元気なのに泣く泣くパーティは欠席…

でも、念には念を、で、欠席してよかったと思っています。

もし誰かにうつしてしまったら嫌だったので…

旦那は会社の規定でキットで陰性が出てから出社しましたが、その後1週間ほどはやはり疲れやすく、かなりしんどそうにしていました。

「コロナ後遺症は回復後無理をするとなる」という話を聞いていたので、できるだけ胃に負担にならない食事にしたり、土日は回復に努める、などをして少しでも体を休めるようにしていました。

私はずっと家にいられたので、旦那よりも回復が早かったです。

やはり、症状がおさまっても、まだ体の中に菌がいるうちは、無理をしてはいけないんだなぁ、と思いました。

お仕事している方はそんなこと言ってられないですよね…でも、できるだけ無理をしない、は大切だと実感しました。

おかげて後遺症にはならず、今はすっかり元気でジムでの運動も再開しました。

家庭内感染をした場合の食料調達方法

うちの場合は、旦那が「具合が悪い」と言いだしたのが週末だったので(キットではまだ陰性)、運転だけしてもらって一緒にスーパーに行き、私が一人でお店に入って1週間分の食料を買い込みました。

その後、どうしても足りなくなったものや欲しいものが出てきた際はグローサリーストアのDrive up(アプリで事前注文をして車で取りに行き、お店の人が駐車場まで持ってきてくれるシステム)を使って食料調達をしていました。

友達が「何かあったら持って行くからね」と言ってくれたのもとっても心強かったですが、結果的には現代の便利なものたちに助けられ、何とか乗り切ることができました。

まとめ

とまぁ、今回はかなり日記風になってしまい、特に役に立つような情報はなくてすみません。。。

たまにはこんな回もあってもいいか、と思って書いてみました。

しかし、今回自分で罹ってみて分かりましたが、「この程度の症状なら検査をしないで出歩き続けている人は一定数いるだろうな」と確信しました。

そして、「具合が悪い」と感じた時には、すでに周りの人にはうつしている可能性も高いんだな、とも。。。

寒い時期はただでさえ体調を崩しやすいので、やっぱり自分でできることはやって予防するしかありませんね!

いつも読んでいただきありがとうございます!

これからもアメリカからの生活を、面白おかしく、そして役に立つ⁉︎情報をお届けできればと思います。

それではまた〜

めぐうさ
めぐうさ

我が家はこれ以降、手洗いうがいにとってもうるさい家になりました。笑

まじで健康第一!!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です